看板広告に適している”屋上看板”とは?

看板広告に適している”屋上看板”とは?

屋上看板とは?

看板にはいろいろな用途や種類がありますが中でも広告として使用されることが多く、街中でも大きな建物やビルには多くこのタイプの看板広告が散見されますそういった看板が、屋上看板と呼ばれています。
マンションやビルの屋上によくあるこういった看板について今回は解説いたします。

屋上看板には二種類ある

屋上看板とは簡単に言ってしまえば屋上に設置された看板です。
そのままの意味ですが、今回は「看板広告に適している」というテーマですので、大きく二つに分類します。

1.その建物に入っているお店、会社の目印としての看板

2.その建物には入っていない広告目的の看板

似たような物ですが、用途が変わってきます。
まず1についてはそのお店、会社が入っており、ここにお店・会社がありますよ、というお客様に認知し、来ていただくための看板です。
2はこちらもお客様に認知してもらうためですが、その建物に入っているわけではなく、広告として設置しています。

この場合、広告として適している看板は2の看板です。
駅構内や電車のつり革広告等、普段目にされる機会は多いと思いますが、それがビルの屋上等にある、という認識で問題ありません。

 

なぜ屋上看板の広告が多いのか

上記にも書きましたが、みなさんオフィスビル等でも屋上看板を見たことが多いと思います。
割と大企業の看板広告が多く見受けられます。

まず利点の一つが遠くからでも目立つという点です。
ビル屋上という事もあり、かなり大きく目立つ看板になります。
それに準じて当然費用も掛かってきますので、そういった点でも大企業さんの広告が多く見られるのです。

そこまで大きくないオフィスビルでも近くの病院であったり、スーパーであったり、大型商業施設さんが屋上看板の広告を出されているケースも多く見られます。

今の例は街中ですが、高速道路沿いのオフィスビルにも高速道路の利用者に向けて看板を出すことができるので、そういった面でも屋上看板広告は効果的といえます。
ただ当然そのサイズですので、あまり細かい説明文や表記はせず社名やロゴ、連絡先等のみで、シンプルな看板を作成される事が多い傾向にあります。

 

どういった契約が多いのか

一般的にはそのオフィスビルの管理会社や家主に対しての契約となります。
例えば広告代理店がこういった何も広告を出されていない屋上看板等を見つけて、広告を出したいという業者にマッチングするという形が一般的です。

その際に費用や電気代の問題、契約の期間を決めて契約する流れとなります。
もちろん価格もピンキリで、立地条件や、場所、高さ、期間等により料金は様々ですが、貸し手は貸した分の広告費が入る、借りた側も、広告を打つことによって顧客やユーザーを取り組むという意味では、WINWINの関係といえます。

是非街中やオフィス街を歩く際にはそういった屋上看板広告を意識して歩いてみてください。
きっと思った以上に数多くの屋上看板広告が目に入ってくると思います。
また自社ビルやオフィスビルのオーナーさんでしたら、賃貸で貸し出す以外にもこういった活用方法があるという事を頭に入れておくと、どこかで役立つかもしれません。

 

日常的に不特定多数にみられるメリット

屋上看板に広告を載せるメリットとして、「不特定多数に見てもらえる」という点も重要です。
例えば、ここ20年で広告媒体が大きく変化してきているそうです。
一昔前であれば、例えばタウンページへの広告、新聞への広告、新聞への折り込みチラシなどが主流でしたが、インターネットの普及により、ネット広告というものがかなり成長し、いまやそちらが主流になっています。
ただし便利な面は大きいですが、逆に新聞やそのHP等を見ないとその広告を見る事ができません。
ターゲットを絞った広告についてはかなりネット広告は強いですが、不特定多数にとなるとなかなか難しい問題です。

ところが屋上看板の広告はその付近を通る不特定多数にみられる広告ですので認知度の幅も広がります。
それも日常的に通る場所にあれば、親近感やちょっとした安心感が得られます。

例えば毎日通る通学路にあるオフィスビルに不動産の広告が屋上看板にあり、毎日それを目にしていた場合、何度も見ていることで親近感がわき、もし大学生等で一人暮らしをしようと思った時に

ああ、そういえば毎日あの不動産の看板広告見てたな・・・ここに聞いてみようか

という風に思って問い合わせをするかもしれません。
こういう風により身近に感じさせることが屋上看板広告の狙いでもあります。

 

屋上看板広告を取り付ける際の注意事項

これまでは屋上看板に広告を出す事のメリットを主に書きました。
では次に実際に屋上広告を出す側、提供する側、両方の注意点を解説します。

メンテナンスが必要

当たり前ではありますが、大事な点です。
屋上看板というだけあり、設置場所は屋内ではなく屋外になります。
当然雨風にさらされる看板となりますので、その影響を受け劣化をします。

参考記事:看板の寿命とは?耐用年数とは違うその違いと長持ちさせる方法について

劣化した場合の補修や、LEDライトの交換等、相応のメンテナンスが必要となります。
これらを怠ると、例えば看板の土台部分がさびて疲労による壊れや落下事故が起こります。
歩行者の上に落ちれば大けがではすみません。

国土交通省の方からも、こういったビルのオーナー様向けにガイドブックが出ています。

一度読んでおく事をオススメします。

そういったリスクもあり基本的に地上4m以上の高さで許可が必要な看板については、定期的な点検の義務があります。

地域によって色々ルールが違う場合があります。
まずは看板を付けている地元の役所へ確認をして下さい

きちんと専門業者に点検してもらう事が重要です。

 

屋上看板に広告を出す時の注意点

先ほどの注意事項はリスクに対するものでした。
では実際に屋上看板に広告を出す際に、どのような事に気を付けて出すべきでしょうか。

■情報を入れすぎない

屋上看板はかなり大きな面積の看板です。
色んな情報を詰め込む事は可能なのですが、基本的に屋上看板とは、遠くからでも視認できる事が大きなメリットです、細かく文章を入れ込みすぎては近距離ではなんとか読めても少し離れればたちまち読めなくなり、必要な情報を見てもらう事ができません。

■シンプルに印象に残るデザインにする

これはメリットで挙げた「不特定多数の人が日常的に見る」という点を重視しています。
何度も定期的に見る事によって親近感がわいてきますから、文字だけよりも、ロゴやイラスト、写真等を使った視覚的にわかりやすい広告が効果的です。

■経年劣化を意識して作成する

看板の材質には様々な素材があり、それによる耐用年数等も変わってきます。
例えば安いから、と耐候性やUVを無視したシートに出力すれば、少ない年月で、太陽光にやられてしまい、色落ちをしてしまいます。
大きくて目立つ屋上看板なだけに、こういった点はとても目立ち悪印象になります。
同様に板や土台部分も腐食や錆に強いものにしておきましょう。

■内容が滅多に変わらない情報を入れる

例えば照合や電話番号やサービスはそうそう変わる物ではありませんが、価格、営業時間、一時的な限定商品や季節商品等は載せるのを避けましょう。
屋上看板に価格を載せてしまっていると、価格変更があった際に看板事付け替えないといけなくなります。
できるだけ普遍的な物を載せておくことがBESTです。

■その設置場所はニーズに合っていますか?

屋上看板は不特定多数にみられる事がメリットであると書きましたが、地域制等によって、若干の傾向があります。
極端な話、お店の広告を他府県のオフィスビルに設置しても意味がありません。

オフィス街にある屋上看板広告と、住宅街の中にある屋上看板広告では、見ている層が若干違うだろう、という事は
創造できると思います。
そういった事を踏まえてどこへ出すか、これは広告代理店さんに依頼するのなら、オススメしてくれると思いますが・・・
判断材料の一つとして重要な要素です。

 

まとめ

以上屋上看板広告について簡単に解説致しました。
色んなところに屋上看板広告がある理由、その利点や注意点等が理解いただけたと思います。
またこれを機に屋上看板に広告を出してみようか、という検討材料や、ウチのオフィスビルに屋上広告を設置してみようか・・・という動機になれば幸いです。

弊社ではこういった屋上看板も作成設置しております。

施工実績

是非お気軽にお問い合わせください。
大阪府内4店舗あります。