カルプ文字の看板ってどんなもの?

カルプ文字の看板ってどんなもの?

街中で文字が立体的になっている看板を見かけたことはありませんか?
これがカルプ文字を利用した看板になります。
今回はこのカルプの文字の看板について詳しくご説明します。

カルプ文字とは?

カルプとは発泡スチロールやウレタン樹脂をベースに添加剤(カルシウム)を加え、アクリルやアルミで挟んで出来た板状の素材のことです。
これを切断して作製した立体文字のことをカルプ文字と言います。
金属製よりもコストが抑えられ軽量で取り付けも簡単です。
一般的な厚みは10mm・20mm・30mm・50mmと用途によって様々なサイズから選べるのでイメージにあったものが作製できます。

屋外でも使用可能!

屋外でも使用可能な耐久性があり、高い基材密着性・耐摩耗性・耐油性を誇り、塗装による色づけや加工がしやすいという特徴があります。
カルプの耐用年数は屋外であれば約5年程度と言われています。
金属に比べると少し経年劣化は早いかもしれません。
ですが設置される環境によっても変わりますが、屋内であれば耐用年数もより長くなるかと思われます。

また、施工も簡単で設置する際に壁面によって両面テープと接着剤によって取り付けができるため、壁面へのビス打ちによる雨漏り等の問題も起こりにくいです。
ただ素材にウレタン樹脂を使用している場合は、表面が平らではなくざらざらして凹凸があるため水垢や埃が付着しやすく雨や雪が降ると汚れてしまいます。
ですが、表面にプラスチックや金属を貼り付けることが出来るのでその作業をすることによって汚れにくくなります。
また、文字を塗装すれば文字全体を塗装被膜で覆うのでこちらも汚れ防止になり、好きな色の文字にできます。
特に屋外で使用する場合は文字の塗装や加工をオススメします。

軽量で取り付けも簡単!

カルプ文字はとても軽量で裏面が平らになっているので、接着剤と両面テープ等を使用すれば簡単に取り付けすることができます。
ただ凹凸の多い場所などへの取り付けは接着面が狭くなるためあまり向いておらず、落下の危険性などがあります。
ご自身で貼り付けるする場合は安全面も考えて取り付けするようにしましょう。

好きなカラーで作製出来る!

カルプボードの基本色は白か黒です。

白のボードを使うと塗装も出来るのでお好きなカラーにすることも可能です。
厚みがある場合は、表面だけではなく側面も色付けすると見栄えもよくなります。

書体や文字サイズはどようなものがいいのか?

強度の関係で文字の太さは1cm以上、抜き部分の間隔は5mm以上をオススメしています。
文字があまり細すぎるとすぐに欠けてしまったり、折れやすくなってしまいます。
またドリルのような刃でカットするため、特に小さい文字は角にあたる部分が少し丸くなってしまう場合があります。
かすれが多い行書体や筆文字などの文字はカットすることが難しいため作成出来ない場合があります。
ゴシック体や丸ゴシック体など太めの書体の方が強度も強く見た目のインパクトも強いのでオススメです。
どうしても行書体などがいい場合は、細い部分を太くしかすれ部分を塗りつぶすか滑らかにしてなくすなどすると作成が可能な場合があります。

安くて短納期で可能!

塗装などの加工方法や大きさにもよりますが、金属製と比べるとカルプ文字のコストは約1/3程度です。
金属よりも安く立体的な文字を短納期で作製する事が可能です。
なるべくコストを抑えたい場合にオススメです。

仕上げの加工が色々出来る!

カルプ文字の看板は様々な仕上げ加工が出来ます。

○ 塗装…表面に色を付けたい場合にする加工方法。汚れ防止やキズなどからの保護にもなる。
○ 鏡面シート…鏡のような加工をしたカッティングシートを表面に貼る方法。メタルで作成したような光沢のある文字になる。
○ ヘアライン…ヘアラインとは艶をなくした加工のこと。ヘアライン加工を施したカッティングシートを表面に貼る方法。高級感があり人気も高い。
○ シート貼り…表面にカッティングシートを貼る。
○ メッキ…表面に金属を薄く覆い被せる加工方法。メッキ加工することにより耐久性や耐食性を高めることができる。

 

上記以外にも様々な加工方法があるため表現の幅が広がりイメージにあった加工方法を選ぶことでより理想に近い看板を作製することが可能です。
どの加工にするか迷った時はぜひ一度ご相談ください!

 

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