看板の値段はすぐに出る?出ない?
看板の値段はいくらなの?
看板を作ろうと思い立った時に一番最初に出てくるのが
「看板っていったいいくらするの?」
という疑問です。
今回はこういった疑問に対する解説になります。
価格がすぐわかる物とそうでない物がある?
大きさの決まったのぼりやスタンド看板については既成サイズによってそれぞれ値段が基本的に決まっています。
細かな条件や、材質、大きさ、仕様や納期によって値段が決まっているので、看板屋さんのHPをみてもすぐに値段を把握する事が可能です。
ですが、店の正面上部につける「ファサード看板」や「壁面看板」等については、看板屋さんのHPを見ても明確な価格が提示されている事はかなりまれだと思います。
大体の金額を知りたいなぁ・・・という方にとっては価格がわからないので不安な方もいるでしょう。
ところがそれにはちゃんとした以下の理由があります。
既製品ではない
第一の理由はお店に取り付けるタイプの看板には、既成サイズが無いという点です。
既成サイズがあれば、仕様も決まっていますので料金を均一化して、提示することが可能なのですが、取り付ける店舗にはそれぞれ、付ける面積、高さ、場所という風にそのお店ごとに条件が違う場合がほとんどです。
それによって取り付ける工法や使う素材等にも違いがでてくるため、価格の均一化が難しいのです。
ですので基本的に大きな看板や貼りつけるタイプの物は、一度現地へ伺いつける場所等を確認した上でお見積りさせて頂くという事が一般的になります。
それでは一体どういった点が見積もり価格に左右してくるのかをご説明します。
付ける場所の高さ
上の写真のような車を街中で見かけた事があると思いますが、これは高所作業車です。
文字通り高所の作業をする為の重機ですが、例えば袖看板を付けるとしても、1階の店舗ではしごを使えば設置できるような高さと、3階ぐらいの高い位置につけるのかで大きく変わります。
そしてこれらの重機を使用する際には管轄の警察署へ「道路使用許可申請」が必要となります。
当然これらを操作する人間、取付作業を行う人間が必要となりますので、人件費の上でも費用が掛かってきます。
オフィルビス等の屋上によくある「屋上看板」ですと、かなり高い場所になりますので高所作業車ではなく、ロープアクセス工法と呼ばれる方法で施工します。
この写真のように下からではなく屋上からハーネスを付けてぶら下がって作業をします。
このようにどの高さに管板を取り付けするかによって大きく価格が変わります。
どれぐらいのサイズにするのか
これも大きく価格に関係してくる項目です。
どのくらいのサイズの看板を付けるのかによって、当然金額が変わってきます。
このサイズは取り付ける壁の状態にも大きく関係します。
例えば壁面看板を付けるとしても
壁のサイズはW2000×H2000mm
だけど、この範囲内に出っ張った部分があったり、上の階の壁にかぶってしまうために上の階から苦情が入る、という可能性もあります。
現地調査をする際にはそういった部分の調査もして、取付サイズの打ち合わせをします。
壁に段差があるため、そこをうまくふか(付加)して表面の高さを平らにする
壁面看板のサイズが大きいので、ボンドではなく、ビス止めにする
等々場所によって取付サイズが制限されるため、実際につけたいサイズと設置可能なサイズが違う事が起こります。
そういった部分での価格差が生まれます。
このように、実際取り付けるとなると、その店舗ごとに立地や環境等の条件が違うため一様に値段を統一する、というのが非常に困難なのです。
ですので基本的に弊社も含め看板設置のお問い合わせお見積り依頼についてはまず現地調査から入らせていただいています。
参考
まとめ:気軽に見積もりしてみよう!
以上の事情から、HP等で大きな看板の価格が載っている事が少ない事情を分かって頂けましたでしょうか。
それでもどれぐらいの価格になるのか知りたい・・・という方
どうぞお気軽に見積もり依頼をして下さい!
お客様の中には「わざわざ来てもらうのもなぁ・・・」
という風に遠慮される方も多くおられるのですが、気にせずドンドンお問い合わせ、お見積り依頼をして下さい。
弊社は基本的に無料でお見積りさせて頂いております。
(※場所によっては現地調査の出張費を頂く場合も御座います、まずは御相談下さい)
ご依頼主様が立ち会ってくださればその場でご希望等をヒアリングさせていただいたり、また弊社からご提案もさせていただけます。
立ち会う事が難しくても、場所を教えていただき、どういった看板を考えておられるのかを、お問い合わせページからでも写真等頂けましたら、こちらで現地に伺い現地調査の上、お見積を出させていただきます。