電飾看板とスポットライトはどっちがいいのか?
店舗や会社の看板を夜間でも目立たせたい場合、よく使われるのが「電飾看板」と「スポットライト」です。
どちらも看板を明るくして視認性を高める方法ですが、実際の見え方や設置費用、メンテナンス、向いている店舗などには違いがあります。
「とにかく目立たせたい」「できるだけ費用を抑えたい」「おしゃれな雰囲気にしたい」など、目的によっておすすめの方法も変わります。
今回は、電飾看板とスポットライトの違いを比較しながら、それぞれどのような場合に向いているのかを解説します。
電飾看板とは?

電飾看板とは、看板の内部にLEDなどの光源を入れ、看板そのものを内側から光らせるタイプの看板です。
「内照式看板」と呼ばれることもあります。
一般的には乳半アクリルなど光を通す面板を使用し、その裏側からLEDを点灯させます。
看板全体が明るくなるため、夜間でも文字やロゴをはっきり見せやすいのが特徴です。
飲食店やコンビニ、クリニック、駐車場、ロードサイド店舗など、夜間にも店舗の存在をしっかりアピールしたい場所で多く使用されています。
電飾看板のメリット
最大のメリットは、夜間の視認性が非常に高いことです。
看板全体が発光するため、周囲が暗い場所でも看板が浮かび上がるように見えます。
遠くから店舗を探している人や、車で走行している人にも気付いてもらいやすくなります。
また、内部から均一に照らす構造にすれば、看板全体を明るく見せられます。
照明器具が看板の外側に大きく露出しないため、外観を比較的スッキリさせられるのもメリットです。
現在はLEDを使用するケースが多く、以前の蛍光灯タイプと比較すると消費電力や交換頻度も抑えやすくなっています。
電飾看板のデメリット
一方で、通常の看板と比較すると製作費や設置費用が高くなりやすいというデメリットがあります。
看板本体だけでなく、内部のLED、電源装置、配線などが必要になるからです。
長期間使用するとLEDや電源装置などが故障する可能性もあります。
内部の部品を交換する場合には看板を開けて作業する必要があり、設置場所が高所であれば高所作業車などが必要になることもあります。
そのため、導入時の金額だけでなく将来的なメンテナンス費用も考えておく必要があります。
↓電飾看板ついては下記をご参照ください↓
スポットライトとは?

スポットライトは、看板自体を発光させるのではなく、看板の外側から光を当てる照明方法です。
「外照式」と呼ばれる方法の一つです。
看板の上部や下部、壁面などにライトを設置し、看板の表面を照らします。
一般的な平看板はもちろん、木目調の看板や金属製の切文字、立体文字などにも使用できます。
スポットライトのメリット
スポットライトの大きなメリットは、比較的導入しやすいことです。
すでに設置している看板に後からスポットライトを追加できる場合もあり、看板本体を電飾看板へ作り直すより費用を抑えられるケースがあります。
また、看板の素材感をそのまま見せられるのも特徴です。
例えば木目調の看板をスポットライトで照らせば、木目や凹凸を活かした温かみのある雰囲気を演出できます。
切文字や立体文字に光を当て、壁面に影を作るような見せ方もできます。
そのため、カフェや美容室、レストラン、雑貨店など、おしゃれさや店舗の雰囲気を重視したい場合にも向いています。
照明器具が故障した場合も、基本的にはライト単体を交換できるため、比較的メンテナンスしやすい点もメリットです。
スポットライトのデメリット
スポットライトの場合、電飾看板ほど均一に看板全体を照らせないことがあります。
看板の大きさに対してライトの数が少なかったり、角度が適切でなかったりすると、「中央は明るいのに端が暗い」といった明るさのムラが発生します。
また、照明器具が屋外に露出するため、雨や風などの影響を受けます。
屋外で使用する場合には、防水性能のある照明器具を選ぶ必要があります。
ライトの向きによっては通行人や道路側に強い光が向いてしまう場合もあるため、設置する角度にも注意が必要です。
↓スポットライトについては下記をご参照ください↓
費用を重視するならスポットライト

費用面だけで比較すると、一般的にはスポットライトのほうが導入しやすいでしょう。
特に既存の看板をそのまま利用できる場合は、照明器具と配線を追加するだけで対応できるケースがあります。
ただし、大型看板になると複数のスポットライトが必要です。
ライトの台数が増えれば、器具代や配線工事なども増えるため、必ずしもスポットライトのほうが大幅に安くなるとは限りません。
看板のサイズや設置場所を確認してから比較することが重要です。
夜間の視認性なら電飾看板

「夜でもとにかく目立つ看板にしたい」という場合には、電飾看板がおすすめです。
看板全体が光るため、暗い場所では特に高い視認性を発揮します。
例えば、幹線道路沿いの店舗では、ドライバーが数秒の間に看板を認識しなければならない場合があります。
このような場所では、看板全体が明るく見える電飾看板が有利です。
夜間営業が中心の飲食店や24時間営業の店舗などにも適しています。
デザイン性ならスポットライト
反対に、看板そのものの質感や雰囲気を活かしたい場合はスポットライトがおすすめです。
スポットライトは単純に文字を見やすくするだけでなく、光と影を利用した演出ができます。
特に木材風、石材風、金属、立体文字などを使用した看板では、外から照明を当てることで素材感が強調されます。
落ち着いたカフェやレストラン、高級感を出したい店舗などでは、電飾看板よりスポットライトのほうが建物の雰囲気に馴染むこともあります。
電飾看板とスポットライトの選び方
どちらにするか迷った場合は、次のように考えると選びやすくなります。
~電飾看板がおすすめ~
・夜間の視認性を最優先したい
・遠くからでも店舗を目立たせたい
・幹線道路沿いやロードサイド店舗
・夜間営業や24時間営業をしている
・看板全体を均一に明るくしたい
~スポットライトがおすすめ~
・初期費用をできるだけ抑えたい
・現在の看板を活用したい
・木目や金属などの素材感を見せたい
・おしゃれで落ち着いた雰囲気にしたい
・照明の交換を簡単にしたい
↓看板のライトアップについては下記をご参照ください↓
まとめ
電飾看板とスポットライトには、それぞれ異なるメリットがあります。
「夜間の視認性や目立ちやすさ」を優先するなら電飾看板、「費用やデザイン性、素材感」を重視するならスポットライトというのが基本的な考え方です。
ただし、最適な方法は看板の大きさや設置場所、周囲の明るさ、営業時間、道路からの距離などによっても変わります。
特に看板は、昼間に見たときには十分目立っていても、夜になると周囲の店舗照明や街灯に埋もれてしまうことがあります。
そのため照明方法を決める際は、看板単体のデザインだけではなく、「実際にお客様が見る位置から夜間にどう見えるか」まで考えることが大切です。
設置費用だけで判断せず、視認性・デザイン・電気代・メンテナンス性などを総合的に比較して、お店や会社に合った看板照明を選びましょう。
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