バックパネルとは?用途や種類、製作するときのポイントなど
展示会や企業説明会、記者会見、イベントなどで、人物の後ろに会社名やロゴが大きく表示されたパネルを見たことはありませんか?
このように、ブースやステージ、撮影スペースなどの背景として設置する大型のパネルを「バックパネル」と呼びます。
会社名や商品名を大きくアピールできるだけでなく、写真や動画を撮影した際にもロゴやブランド名を自然に写り込ませることができるため、イベントや展示会では非常に便利な広告・装飾アイテムです。
今回は、バックパネルの特徴や用途、種類、製作するときのポイントについて詳しくご紹介します。
バックパネルとは?
バックパネルとは、その名前の通り「背景(バック)として使用するパネル」です。
一般的にはアルミフレームなどの骨組みに、印刷したシートや布、パネルなどを取り付けて使用します。
サイズは用途によってさまざまですが、人の背景として使用する場合には、横幅2~3m程度の大型サイズが使用されることも珍しくありません。
大きな広告物ではありますが、持ち運びや組み立てを考えて設計されている製品も多く、展示会やイベントのように短期間だけ設置したい場所との相性が良い看板です。
バックパネルはどんな場所で使う?
バックパネルはさまざまな場面で使用されています。
代表的なのが展示会です。
展示会では限られたスペースの中で、自社のブースを来場者に見つけてもらわなければなりません。
バックパネルに企業ロゴや商品写真、キャッチコピーなどを大きく掲載すれば、離れた場所からでも「何を扱っている会社なのか」を伝えやすくなります。
そのほかにも、
・記者会見
・新商品発表会
・採用説明会
・セミナー
・表彰式
・スポーツイベント
・店舗イベント
・展示即売会
・写真撮影スペース
など幅広い用途があります。
最近ではSNSへの写真投稿を想定して、イベント会場にフォトスポットとしてバックパネルを設置するケースも増えています。
写真撮影と相性がいい
バックパネルの大きなメリットの一つが、写真や動画との相性です。
例えば記者会見では、会社や商品のロゴが繰り返し配置された背景をよく見かけます。
これは単なる会場装飾ではありません。
人物を撮影すると、その後ろにロゴが自然に写り込みます。
その写真がWebサイトやSNS、ニュース記事などに掲載されれば、会社名や商品名も一緒に露出することになります。
イベントの場合も同様です。
来場者がバックパネルの前で写真を撮影してSNSへ投稿すれば、イベント名や店舗名などを一緒に見てもらえる可能性があります。
そのため、バックパネルを製作するときには「会場でどう見えるか」だけでなく、「写真に撮ったときにどう見えるか」まで考えてデザインすることが重要です。
バックパネルにはどんな種類がある?
バックパネルといっても、構造や素材によっていくつかの種類があります。
パネルタイプ

アルミ複合板やスチレンボードなどに印刷物を貼り付けて製作する方法です。
表面が平滑なので文字や写真をきれいに見せやすく、しっかりとした印象になります。
一方、大型になるほど持ち運びが難しくなるため、複数枚に分割して製作する場合もあります。
布・バナータイプ

大型の布やターポリンなどへデザインを印刷し、フレームに取り付けるタイプです。
パネルに比べて印刷面をコンパクトに収納しやすいため、展示会などで繰り返し使用する場合にも向いています。
フレームを分解できる商品なら、収納スペースを小さくできるのもメリットです。
ポップアップタイプ

フレームを広げて印刷面を取り付けるタイプです。
比較的簡単に大きな背景を作れるため、展示会や会社説明会、イベントなどで利用されています。
専用ケースに収納して持ち運べる製品もあり、複数の会場で使用する場合にも便利です。
デザインで注意したいポイント
バックパネルはサイズが大きいため、「たくさん情報を載せよう」と考えてしまいがちです。
しかし、情報を詰め込みすぎると、かえって何を伝えたいのか分からなくなります。
展示会用なら、会社名・ロゴ・商品名・メインとなる写真・短いキャッチコピーなど、重要な情報を中心に構成すると見やすくなります。
特に離れた場所から見てもらう場合、小さな文字を大量に配置しても読んでもらえません。
細かい説明はパンフレットやチラシ、QRコードなどに任せ、バックパネルでは「まず興味を持ってもらう」ことを優先するとよいでしょう。
人が立つ位置も考えてデザインする
フォトスポットや記者会見用の場合は、人物が立ったときの状態を想定する必要があります。
中央に大きなロゴを1個だけ配置すると、撮影時に人物の頭や身体でロゴが完全に隠れてしまうことがあります。
そのため、撮影用バックパネルでは、小さめのロゴを一定間隔で繰り返し配置するデザインがよく使われます。
人物がどこに立っても、周囲にいくつかのロゴが写るためです。
また、重要な文字を床に近い位置へ配置すると写真に入りにくくなるので、目線から上半身付近に重要な情報が見えるよう調整するのもポイントです。
サイズはどうやって決める?
バックパネルのサイズは「何人が前に立つのか」を考えると決めやすくなります。
1~2人程度の撮影であれば比較的コンパクトなサイズでも対応できますが、3~5人程度が横に並ぶ場合は、それに合わせて横幅を広くする必要があります。
また、写真を撮ったときにパネルの端から会場の壁や荷物などが見えてしまうと、せっかくのバックパネルが少し残念な印象になります。
人物の横幅だけではなく、撮影時の画角まで考えて少し余裕を持ったサイズにするのがおすすめです。
屋外で使用するときは風に注意
バックパネルを屋外で使用する場合は特に注意が必要です。
面積の大きなバックパネルは風を受けやすく、強い風が吹くと転倒する危険があります。
屋外で使用する場合は、ウエイトを設置したり、設置場所に合わせた転倒防止対策を行ったりする必要があります。
風が強い日は使用を中止するなど、安全を最優先に判断することも大切です。
屋内用として設計されたバックパネルを、そのまま屋外で使用することも避けた方がよいでしょう。
繰り返し使用するなら収納性もチェック
展示会などで毎年使用する場合は、完成時の見た目だけではなく「撤収後どうするか」も重要です。
大型の一枚板タイプでは保管場所が必要になります。
一方、フレームを分解できたり、印刷面を丸めたり折り畳んだりできるタイプなら、比較的小さなスペースに収納できます。
大阪から東京の展示会へ持っていくなど、遠方へ運搬する場合には重量や収納サイズも重要になります。
使用頻度・移動方法・保管場所まで考えて仕様を決めると失敗しにくいでしょう。
まとめ
バックパネルは、展示会や記者会見、企業説明会、イベント、フォトスポットなどで活躍する大型の広告・装飾ツールです。
大きな面積を使って会社名や商品、サービスをアピールできるだけでなく、写真や動画にロゴを写り込ませられるという大きなメリットがあります。
製作するときには、単純に大きな看板を作るのではなく、「どこで使うのか」「何人が前に立つのか」「写真を撮影するのか」「持ち運ぶのか」「何回使用するのか」まで考えておくことが重要です。
用途に合わせてサイズ・素材・構造・デザインを選べば、バックパネルは企業や商品の存在感を高めてくれる効果的な広告ツールになります。
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